2016年6月4日土曜日

第2セクション アビスコーリッツェム その1

10日目の8月17日は私の誕生日であり、入籍記念日。
北欧の大地でこの日を迎えることができるのが幸せです。

6時に起床し朝食を食べてからゆっくり歩き出しました。
しばらくはクングスレーデンを歩くことになります。


さすが有名ルートだけあってスタートのゲートがあります。ロングトレイルに来たなぁって感じがしますね。190kmほど通ってきた後ですけど。

スタートからしばらくのアビスコ国立公園内は川沿いの森の中に整備されたトレイルがあり途中にはキャンプサイトもあって上高地に似ています。家族連れのハイカーも多く賑やかな場所です。これまで人がいないところで自由にやってきた身といたしましてはやや窮屈さを感じなくもなく。用を足すにも気を使います。

川がありますが、

渡渉なんてしません!(今までも橋はありましたけどね。)

歩き始めがゆっくりだったこともあり最初のアビスコヤーレ小屋に着く頃には歩き終わりのいつもの時間になっていました。国立公園内は指定地以外でのテント泊は禁止なのでこの旅初めて料金を払ってのテント泊でした。一人100skr(STF会員割引料金)。

料金にはキッチンとサウナ利用料が含まれています。(サウナは別料金だったかも)
チェックイン時に施設の説明を受けました。
キッチンにはプロパンガスのコンロがあって自由に使って良い。もちろん、備え付けの鍋も食器も。水はポリタンクの中のものを使う、使ってなくなったら補給すること。使った水はバケツへ。バケツがいっぱいになったら汚水捨て場に捨てること。水場は脇の川から組み上げていて使いたい放題。サウナは川に近い建物。(体を冷やしたい時はそのまま川へドボン)トイレは管理棟の脇にある。食料は地面に置かず高いところに吊るしてね。動物くるからね。そして、冷えたビールがあるけどどうかね? はい。喜んで!(あんまり冷えてない)
と、言った感じでした。
 キッチンは混雑していて使用せず、水着を持ってないのでサウナ使えずで残念なことにはなりましたけども・・・

 その間にも人は増え続け周りはテントだらけ。かなり日本ぽい状態でした。本当に人気のハイキングコースなのだと実感しました。

この日はビールとピーナッツでお腹を満たし就寝。

11日目。




歩き始めてすぐに樹林帯を抜け原野になりました。湿地もありますが、ここはクングスレーデン、木道がしっかり整備されています。いやもう本当に楽で緊張感のかけらもありません。楽しいのんびりハイキングです。ですが、ちょっと暑い。第1セクションの時とは違い本当に雲ひとつない良い天気。日差しが強くみるみる日焼けをしていくのが分かるほどでした。(2015年は特に暑い夏だったようです。)

しばらく歩きますと国立公園の終端の看板がありました。ここから国立公園の外になり細かい規則がなくなります。
つまりはテントを張ってOKとなりテントが張られています。テント料金節約のためここまで歩いてから寝るようです。

いやもういい天気で気持ちがいい場所なんですが、とにかく暑いです。
王様の散歩道とはよく言ったもので素晴らしい景色が広がるトレイルが続きます。

まさにこういうのが北欧のトレイルって感じなのです。これから北欧を歩きたいという人にはクングスレーデンをお勧めします。
トナカイ柵もこんな立派なステップで越えられます。
いやぁ、もう本当にいい天気です。
この日の目的地アウスヤーレ小屋は湖の畔にあります。7km手前から小屋近くまでボートが出てます。ボート待ちのハイカーの多い事。
私たちは歩きに来ているので湖の脇のコースを汗だくで歩いて・・・途中でボートに抜かれながら・・・
 アウスヤーレ小屋に到着しました。暑さでフラフラな奥さんはまずビール。風に当たって体が落ち着くのを待ちました。
売店が充実していたのでこの先の食料を全部購入することにしました。
アルコールもガス缶もありました。
フリーズドライも豊富です。1万円以上の買い物をしカードでお支払い。STFの運営する小屋のほとんどでカードが使えるので便利です。
宿泊代節約のため小屋の敷地から出て川を挟んだ対岸にテントを張りました。この日もピーナッツとビール飲んで就寝。

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